※メーカーさんからのサンプルの提供を受けてのレビューです。
アップルがAirPods(エアーポッズ)を販売したのを皮切りに、ここ2~3年ほどで各メーカーから「完全ワイヤレスイヤホン」が多く出ているようです。
前々から興味あったもののイヤホン自体をそんなに積極的に利用する訳ではなかったので手は出していませんでした。完全ワイヤレスイヤホン自体が大分製品としても成熟してきたようですし、丁度メーカーさんから利用機会を頂いけるとのことでしたので、レビューを書いてみることにしました。
基本的に私は音楽にこだわりがあるタイプではないので、音がどうのこうのに関してはわからないので使い勝手のレビューとかが中心になるのはご了承ください。
サウンドピーツの完全ワイヤレスBluetoothイヤホンのレビュー
いつもどおり、開封レビューといってみます。
箱はこんな感じです。中国のメーカーさんの商品パッケージを多く見ていますが、基本的な箱は共通でそこに+してシールや、帯ににて商品を分けているのかなと言う印象を受けています。
パーツを共通化するとその分だけ、コストカットにつながるのでとても合理的だなと思います。
また、店頭売と違い商品説明はWEBページ上で行うことが前提となっているのも関係しているためか、とてもシンプルな作り物が多いと思います。
内容物はこんな感じです。
- バッテリーケース
- ワイヤレスイヤホン本体
- イヤーピース(S/M/Lサイズ)
- 充電用マイクロUSBケーブル
- 説明書(日本語対応版)!
きちんと説明書が日本人向けに用意されている点はとても安心できますね。説明書の日本語は中国のメーカーさんのものはたまに酷いものもありますが、こちらは問題ないです。(一部表現が微妙な点もありましたが、理解は全く問題なく可能なレベルです)
こちらがバッテリー内臓の収納ケースです。
後ほど、サイズ感などは本体と合わせて紹介しますが、割と高級感ある作りになっています。
充電に関しては背面にあるマイクロUSBよりおこないます。
収納ケース自体がイヤホン本体を充電するためのバッテリーも兼ねています。これは他の完全ワイヤレスイヤホンでも同じような構成になっていますね。
イヤホン本体単体での運用だと、稼働時間は大体3~4時間となっています。収納ケース自体に800mAhのバッテリー容量をがあり、万充電の状態であれば総稼働時間としては35時間程度が確保できるようです。
1日5時間利用して7日使用できるので普通の利用法であれば大体1週間ぐらい持ちますので便利ですね。
収納ケースのイヤホン本体を収納するスペースにこのように充電用の端子がついています。
そのため、こちらにイヤホン本体を収納することにより、自動的に収納ケースからイヤホン本体に充電され仕組みになっています。
続いてイヤホン本体を見ていきます。
完全ワイヤレスイヤホンの特徴でありますが、左右のイヤホン自体が完全に独立していてつながってません。
イヤホン自体とスマホ本体がそれぞれBluetooth(ブルートゥース)で接続します。
こちらのワイヤレスイヤホンは、「Bluetooth5.0」対応となっています。
前にレビューでご提供いただいたタイプのものはBluetooth4.1対応のものでしたが、数年たったこの商品は「Bluetooth5.0」対応となっています。徐々に新しい規格に対応している商品も多くなっています。
技術的な進化としてはBluetooth4→Bluetooth5では下記のような変化があるみたいです。
- 通信範囲が10mから最大100m程に通信可能範囲が広がった
- 転送速度が2倍の1mpsから2mpsへと改善
まぁ簡単に書くと前の規格より、「より遅延なく」「より通信が切れにくくなった」と考えれば良いと思います。
さて、一瞬脱線しましたが続いて、イヤホン本体を。作り自体は非常にシンプルです。
カナル型作りなので好き嫌いが微妙に分かれるかと思います。私も長時間使うと微妙に耳が痛くなるので得意ではありませんが、遮音性にもすぐれているので割と好きです。
イヤーピースのサイズを左右でずらすなどして調整したりと試行錯誤中です。
本体には充電のための端子と、左右の表記があります。収納ケースの左が左耳、右が右耳なので記載はおまけのようなものです。
続いてサイズ感がわかりやすいように、収納ケースとイヤホン本体を100円玉と並べて撮影しました。
一番最初に箱を開けた瞬間に「小さ!」と思うぐらいには小さくて驚いたのを覚えています。重さも片方5gほどと軽量でつけていることを忘れられます。
充電時はイヤホン本体のインジケーターが光るようになっています。
収納ケース自体にもインジケーターがついていますので充電の状態が簡単にわかります。
他の方のレビューを見て初めて気がついたのですが、実は収納ケースの上部は半透明になっていて、イヤホン本体の充電状況が見れるようになっていました!
質感から半透明の素材とは思っていなかったので細かい気遣いがしてあるなぁと非常に感心しました。
開封レビューの最後に、実際の装着した写真を見てみます。
かなりミニマムな作りになっているので、あまり目立たなくていい感じですね。
サウンドビーツの完全ワイヤレスBluetoothイヤホンの良いところ・改善して欲しいところ
さて、開封レビューもだいたい終わったので続いて良いところ・改良して欲しいところを感じたままに書いていきます。
良いところ
ケースから取り出すだけで自動的に電源のオン/オフする
ケースから出して耳にはめるだけで電源が入り利用開始可能。使い終わったらそのままケースに戻すと自動的に電源が切れる。ストレスなく一連の動作が行えるのはとても良いことだと実感しました。
左右をつなぐ紐がないためストレスフリー
左右が完全に独立しているためストレスフリーです。
イヤホンが落ちないのかな?というよくある疑問に関してはほぼほぼ落ちないと思いますと回答しておきます。
イヤホンが耳から落ちるときはケーブルが服との摩擦でもってかれてイヤホンまで落ちるケースがほとんど。意外と激しく頭を動かしても落ちることはなかったです。
改善して欲しいところ
音量の調整ができない
こちらは、何かしら機能を削ってでも実装してもらいたかったです。全ての操作がワイヤレスイヤホンで完結しないというのは、ストレスフリーの体験を損なうので。
側面全部がボタンのためイヤホンをつけ直すタイミングでボタンを押してしまうことがある
こちらは私だけかもしれませんが、イヤホンを耳に押し込む際に高い確率で本体のボタンを押してしまいます。そうすると、音楽の再生が止まってしまいます。
こちらは押しやすさを考えての作りになると思いますが個人的にはもう少しボタンが小さいほうがイヤホン装着時のストレスは少ないのかなと。ただ私の装着の仕方が悪いのかもしれませんが。
総合評価
全体的に、ストレスなく音楽などを聞くという一連の動作が完結するようになっているために完全ワイヤレスイヤホンという体験を考えると非常に良くできていると思います。
音に関しては私は全くこだわりが無いので、これだけよく聞こえれば十分ですし。
また、価格に関しても4,000円前後(2019年5月現在)と手頃な価格で手に入るのでコスパもよい非常にレベルの高い商品だと思います。
さいごに
久々にイヤホンのレビューをしましたが、着々とBluetoothイヤホンも進化しているのだなぁと思いました。
多くのスマホメーカーさんがイヤホンジャックを排除しているのを見ても、完全ワイヤレスイヤホンがこれから主流になってくるんだなと今回のワイヤレスイヤホンを使わせてもらってそう思いました。
中国のメーカーさんの商品もAmazonで手軽に手に入るようになったので、手にする機会も増えましたが総じてレベルが高い製品が多いなぁと思っています。すでに個人的には日本のメーカーさんが作るものより、信頼性高いものも多いですし、コスパを考えると非常に優れたものも多く学ぶべきことも多いのかなと思っています。
てな感じで。