ちょっと前に「GearBest.com(ギアベスト)での購入方法とクーポンの使い方」を書きましたが、こちらのサイトからサンプルとして8インチのタブレットを提供いただきましたのでレビューします。
※商品の提供を受けてのレビューです。
今回紹介するのはこちらのタブレットです。
価格は11月の段階で大体90ドル(1万円前後)となっており、手頃な値段ながら充分な性能のタブレットになってます。
ちなみに、中華タブレットの金額と性能を見てしまうと、国内メーカーのものなんか見劣りして買う気がなくなります(私感ですが)。
Onda(オンダ)の「V80 Plus」8インチ中華タブレットのレビュー
まずは基本的なスペックを箇条書きで書いてみますよ。
・8インチ(1920×1200(WUXGA))でIPS液晶
・Intel Quad core 1.44GHz
・Win10とAndroid5.1のデュアルブート
・メモリ2GB・ストレージ32GB(マイクロSDは128GBまで対応)
・Wi-Fiは802.11b/g/nに対応
・Blutooth4.0
・カメラはイン・アウトともに200万画素
ざっくりこんな感じです。
細かいことは後で書きますが、1万円程度でこのスペックのタブレットが買えてしまうのが中華タブレットの凄いところですよね。
軽いアプリやネットサーフィンするぐらいなら全く何の問題もないです。
写真とともに見ていきましょう。
今回はサンプル提供ということでDHLの配送でした。通常は有料の配送オプションですが、そのため国内の通販とあまりかわらない時間で到着しました。
既に開封されていましたが、Windowの設定などがなされていたのでそのためだと思われます。
中国国内だとAndroidストアが塞がれていたたりするのですが、こちらは全く問題なく使えました。
本体と充電ケーブル、説明書だけと中身に関しては簡素な感じです。
個人的にはケーブルやアダプタはあふれていていらないのでこのぐらいの付属品で十分です。
使い方としては難しくないのですし、画像で使い方もわかるから問題はないと思います。
ちなみに、Windowの設定の方法が書いてあるのですが設定済みで配送していただいたのでそのまま利用可能でしたよ。
シンプルな作りになっていてiPad miniみたいな形をしていますが、縦横は16:10と言った形でしょうか。
電子書籍などでは上下に余白が出ますが、動画の閲覧に適した比率です。
背面はこんな感じ。カラーはゴールドの表記ですが、実際はローズゴールドといったほうが正しい気がします。
金属ボディですので質感はプラボティのものと比べると段違いによくとても1万円以下にはみえません。
ボティの下にはスピーカーが有りますが後ろについているので音の聞こえ方はいまいちです。
200万画素なのでとりあえず搭載されているといった感じです。
画質に関しては一昔前のスマホって印象です。とりあえず記録用途思っておけばそう悪くはないと思います。
端子は充電用のマイクロUSB、miniHDMI、イヤホンジャックと割りと豊富です。
4Kビデオに対応していたり、HDMIでの出力に対応していたり、Blutooth4.0に対応していたりと動画系には結構強いと思います。
手持ちのガジェット類と並べてみるとこんな感じです。iPadは並べきれなかったので次でサイズ感を確認してください。
左から8インチ・6.4インチ・4.7インチ・4インチとなっておりそこそこ大きく、ギリギリ片手で持てる限界サイズといった感じですね。
重さも325gとなんとか長時間でもいけます。
9.7インチのiPad airと並べると明らかに小さいです。これは4:3と16:10の比率の差もありますけどね。
画面の明るさを一番明るくして同じページを表示して比較してみました。
まずこちらは「iPad air」。さすがのレティーナディスプレイで小さい文字までくっきりです。
326dpiと高解像度なので当たり前っちゃ当たり前です。
で、こちらが「V80 Plus」です。写真で見る限りiPadとほとんど変わりません。
こちらも284dpiとiPad airに近い数字でよほど近づいて見るとかでない限り違いはわからないと思います。
ディスプレイの表示に関しては、ものすごい良コスパを感じますよね。
iPadは5~6万は軽くすること考えると、こちらの「V80 Plus」は1万円以下とはとても思えないできです。
ディスプレイに関する評価に関してはかなり高いと思うのですが、1つだけ残念な点があります。
それは、画面の表面のさわり心地です。これが極端に悪い。
プラスチックの板を触っている感じで、普段使っているスマホなどとの差を大きく感じます。
画面自体はガラスだとは思うのですが、表面のコーティング安い感じが否めません。
個人的には背面を金属ボディにするならスクリーンの加工を良くしてほしかったなと。
まとめ
細かいスペックはページをみてもらうとして、注意点が2つ
・32GBのストレージとの表示ですが、AndroidとWindowでこのメモリ容量を共有するので使えるの容量は少なく感じます。
・バッテリーの持ちは6時間とのことですがもっと短く感じました。
上記の点を踏まえた上でも、とても1万円で買えるタブレットには思えないと出来だなと。
日本で買ったら2万ぐらい、国内メーカーが作ったら多分3万はするイメージです(笑)
こういった中国メーカーの商品を触るたび、既に日本は大きく負けてしまっているなぁと思う今日このごろです。
事前にある程度用途が決まっており割り切って使うならかなりお得なのではと思います。
興味がある方はページの方を見てみてください。
てな感じで