今やスマホのカメラの機能はコンパクトデジタルカメラとほとんど大差ないレベルまで進化しています。
ただスマホのカメラ専用の端末ではないということもあり削られている機能が多いのも事実。
今回レビューするのはそんなスマホのカメラの機能を拡張し、より本格的なカメラに近づけてくれるスマホ用レンズキットです。
dodocool 3in1 スマホ用カメラレンズキット(広角・マクロ・魚眼レンズ)をレビュー
簡単に説明してしまうと、スマホのカメラにつけられるレンズです。
マクロレンズ、広角レンズ、魚眼レンズの計3種類のレンズを使うことが可能になっています。
普通のカメラとのちがいもわかるように写真も交えて紹介していきます。
防水用のビニールを包まれた物体が届きました。この辺りは輸入品ぽさ満載ですね。
袋を開けるとこんな感じです。結構しっかりとしたケースがついてくるのはポイントが高いと思います。
これで裸で持ち歩く必要はありませんしいいですよね。
開けてみるとレンズが2つしか入ってないように見えますがこれで全部です。ここは後述します。
説明書は日本語の説明もついているのがこのメーカーさんのいいところですね。
レンズは2つしか入ってないように見えましたが、実はマクロレンズと広角レンズは2つで1つになっています。アルミ製で加工精度もなかなか高いようです。
単体ではマクロレンズ、組合せて使うと広角レンズに変わります。
多くのスマホに対応するためだと思いますが、スマホへの固定はよくあるクリップ型でありません。
普通に使う分には特段問題ありませんが、少し安定性は欠ける部分があります。ただ、その分多くのスマホで利用可能です。
レンズ自体は2つとも同じぐらいの大きさで結構大きいです。存在感が有ります。
実際の写真サンプル
ひとつづつ実際の撮影サンプルを見ていきましょう。ほぼ同じ位置からレンズあり、なしで撮り比べています。
出演は松野家4男の十四松くんです。
マクロレンズ
マクロレンズは通常のカメラを使っているとピントが合わずちゃんと撮影できない超近距離での撮影をするときに使います。
比較の写真を、みるとわかると思いますが、近くのものでもしっかりとピントが合い鮮明に撮れてます。
こんな感じでかなり寄った写真が撮れるので花を撮ったり、小さいものを近くで撮りたいときとかに使うことが多いようです。
広角レンズ
続いて広角レンズです。簡単に言うと普通に撮った時よりも広い範囲を写すことができるレンズです。
同じ位置から撮影していますが広角レンズでないと左の三男チョロ松が見切れてしまうのがわかると思います。
広角レンズは自撮り(セルフィー)の時に活躍します。
広角レンズを使うことによってしっかり背景まで入った写真がとれますよ。
色々と汎用性が高いので一番これを使いそうな印象。
魚眼レンズ
こちらは魚の眼を通して見たような写真が撮れます。撮れる範囲は広いですが、端がかなり歪みます。
マクロレンズの要素も持っているので近くのものでもピントは合いやすいです。
アート作品とかにも使うので少し違った写真を撮りたいときに使うイメージでしょうか。
難点としてはレンズの縁が写り込むことです。これは画像のサイズをスクエア(正方形)にしたり、少しだけズームするなどで回避できます。
まとめ
毎度のことですが、このメーカーさんの商品は他社の同等の商品と比べてみると価格が抑えられているためコスパが高いと思います。
今回の商品もアルミ製で加工の精度も高く十分満足できるものになっていると思います。
魚眼レンズは余り使いみちが見いだせませんが、マクロレンズと広角レンズはこれからのブログの更新の際にも活用していきたいと思います。
評価が別れる点としてはクリップの形状があると思います。汎用性を取るか装着時の安定性を取るかといったところなのでその辺は利用しているスマホに合わせて判断しましょう。
全体的には価格の割にはしっかりとした作りの商品と言った印象です。
てな感じで。