Android5.0からはAndroidの画面を録画できる機能が開放されたのは一部の人の中では有名な話なんではないでしょうか。
今日はそのスクリーンレコーダーの機能を使った気になるアプリがリリースされていたのでちょっと書いてみます。
Androidで画面をそのまま生配信できるアプリ!「Mirrativ」
DeNAがリリースしたアプリはこちらです。
簡単に言うと、今スマホで見ている画面を生配信できるアプリですね。
インカメラをワイプで起動したり、チャットができたりします。
ニコニコ生放送などで人気のスマホゲームアプリの実況配信などが気軽にできるようになるため、注目度も高いと主ます。
ただし、結構多くの人は使えないのでは?と思いました。それは下記の注意事項のせいです。
Androidの5.0以降のOSを積んだ端末からのみ配信できます。
実は、Android5.0以降のOSでは端末単体で画面を録画が可能となっており、このアプリもそのスクリーンレコーダー機能を使用しているものと思われます。Android5.0に関しては比較的新しい端末にしか搭載されていませんし、4.4→5.0へのアップデートが行なわれている端末もあまり多くないので結構多くの人は録画はできずに閲覧のみになるのではないでしょうか。
この点は非常に残念ですが、OSの基本機能の差があるので致し方無い部分ではありますね。
iPhoneに対応はしないの?
Androidに関しては5.0より画面録画に関する公式な対応が行なわれていますが、iOSに関してはオフィシャルでスクリーンレコーダーの機能に対応していません。スクリーンレコーダー機能に関しても、iTunes Storeにアプリの登録はなく、脱獄や別の方法を使用して非公式のアプリをインストールするしか方法はありません。(参考:脱獄なしでiPhone・iPadの画面を録画できる「shou」)
そのためiOS版に関してもリリースが予定されていますが、おそらくAndroidと同様の機能ではなく何かしらの制限がかかるのではないかと思います。
まとめ
端末さえ対応していれば簡単にゲーム実況の生配信などが行えるためかなり面白いアプリだと思います。モバイル+生配信はツイキャス等の広がりを見てもわかりますが、市場が広いので今後の広がりには期待大です。
ただ個人的に気になるのは下記の点。
スマートフォン画面に表示できるものは何でも配信できるため、これまで主流だったゲーム実況のほか、ニュースや株価の解説やフリマアプリの出品の様子など、配信者のアイデア次第で無数の使い方ができる。ただし、許諾を得ていない電子マンガなどの著作物や、アダルトコンテンツは見つけ次第、配信を停止する。基本的には他の生放送サービスと同様のスタンスだ。
アダルトや、電子マンガ等に関しては、DeNAがモバゲーでやっていたような監視システムで人間が確認して対応するみたいです。
でも、そもそもゲームの実況に関しても著作権に関してはグレーだったような。一部のゲームではクレジット表示してくれればOKとか、自由にやってください!みたいなスタンスも多い。これは著作権自体はゲームの会社にあるので勝手に配信するのはアウトなのだが、コンテンツのプロモーションとして黙認しているってところも多いわけです。
FPSなどやアクションゲームだとまぁいいけど、RPGとか、シュミレーションとかのネタバレはルール違反だ!みたいなローカルルールもあるようで。
任天堂なんかはニコニコで利用可能なタイトルとかをここで公開していますね。
こういったゲームの配信にかかわるルールが今後どうなっていくのかが気になるところですね。
コンテンツのプロモーションには有効だと思うので、提供側がわかりやすいルールを作ってしっかりとそれを守らせるのが一番なのかなと思っています。
と言ったことを今回のニュースを見て思いました。
てな感じで。
参照:DeNAプレスリリース