今回は、「キュレーション」メディアについてなんとなく最近感じたことを書いていきたいなぁと思います。
最近は、タレントのローラさんを使ってバンバンCMを流しているキュレーションメディア「Antenna」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?ユーザー数も300万人を超えてたそうで、自分のツレもいつの間にかDLして使っていました。
自分もCMが流れる1ヶ月前ぐらいにインストールして週刊誌を流し読みするぐらいの感じで見ていました。最初の頃は、自分の興味の外のメディアの記事などが流れてきてなんだかいい暇つぶしだなーと思っていたのですが、、
「なんだかつまらんなぁ」
と思うようになってきました。
このもやもやーなぁ状況がしばらく続いていていたのですが、ネットからマジョリティへの認知にはキャズム(溝)が深すぎるという講義とういういつも楽しみに読ませて頂いている永江さんのブログ記事を見て
「あ、そういうことか。」
とすごく腑に落ちたのでちょっとまとめてみます。
キュレーションメディアがつまらなく感じた大きな理由
そもそもキュレーションとはなんなんでしょう?普通に生活していたら聞く機会はほぼないワードですよね。
キュレーションとは
人手で情報やコンテンツを収集・整理し、それによって新たな価値や意味を付与して共有すること。
Web上でキュレーションによるコンテンツの価値を提供するサービスは、キュレーションサービスなどと呼ばれている。
【参考元:IT用語辞典BINARY】
とあります。
ざっくり言うと、
キュレーションメディアとは
って感じですかね。
自分が最近つまらないなぁと感じたのは下記の点です。
釣り記事ばっかりで内容の薄い記事ばかり
これは、メディア自体が悪い気がするのですが、、プレスリリースの記事のまま独自の視点も何もない記事。過去の記事の使い回しや、タイトルだけ大層なものがついていて中身は本当にどうでもよく薄っぺらい記事。物事を知るには、向いているかもしれませんが自分にはだいぶ物足りない感じ。
全く意味のない記事が多い
某国内最王手ショッピングモールの電話アプリの記事。なんだかよくわからない、おこずかいサイトの記事。サイト自体の収益化の問題もあるのでこの辺りは仕方ない気もしますが、ものすごい違和感がある場合が多いです。
つまらなく感じたの理由
上にも書きましたが、ある記事を見て「そういうことか」と思ったんですが、まずはこちらの画像を見てください。
ITメディアさんより
エベレット・M・ロジャーズ(Everett M. Rogers)という、物事の普及に関する学問のお偉い方が提唱した図になっています。世の中には面白いことに真っ先に飛びつき開拓していく「イノベーター」アンテナの感度が高い人達「アーリーアダプター」一般の人「マジョリティ」堅い人たち「ラガード」のように分かれています。
自分がAntennaがつまらないなぁと感じたのはおそらく自分が所属するポジションが変わったからです。
アーリーマジョリティからアーリーアダプターに
前述したブログの内容から引用させていただくと、
★アーリーアダプター★ 10万人未満ということは0.3%??
※積極的にネットで情報を収集する
※ソーシャルを非常に積極的に運用する
キュレーションメディアは、自ら取りに行くというよりかは感度の高い人が振り分けた情報を受け取る「受け身」のメディアだと思います。最近は色々と考えることがあり、積極的に色々な情報を得ようと頑張っているのです。
この、受け身のメディアって部分が自分の考えと合わなくなってしまったため楽しみがなくなってしまったんだろうなぁと思います。
自分としては、アーリーマジョリティからアーリーアダプターになったのかぁということで少しは前進した気がするので嬉しくはあります。
キュレーションメディアについてこう思う
ちょっと前には、グノシーが大きく方向転換をしましたね。「自分の好みの記事」→「厳選された記事」これは、一般の人にむけてビジネスをするのが売上を上げるために必要との判断だと思います。それもそのはず、感度の高い人達は全体のパイが少ないですからね。だから、もっと一般人に向けCMをうつ。そういうことなんだと思います。
だからなんとなくつまらなく感じたのも仕方ないかぁと。
唯自分としてはこれに満足することなくドンドンとビジネス的なセンスを磨いていく必要があるんなぁということで出来るだけ自分の考えを文字に起こすようにしています。ブログを書くために情報を集めて、しっかりと考察する。しっかりと自分の考えを入れた記事を書く。これが、将来につながると思っているので全力でやる。
てな感じで。
(あ、Antennaは今も暇な時に眺めるぐらい愛用してますよ^^))