WEXLEY(ウェクスレイ)の「URBAN BACKPAK BLACK」のレビュー

2020-04-10

年末年始のお買い物で購入したバックパックのレビュー第2段です。2つ目に購入したのは「WEXLEY(ウェクスレイ)」というベルギーのメーカーさんのバックパックです。

WEXLEY(ウェクスレイ)とは

ミニマルなデザインが特徴的なベルギーのブランドです。都市で生活する人のためのにセキュリティ機能を兼ね備えたデザイン性の高いバックを販売しています。都市部での通勤向けにデザインされている実用性と安全性の両方を兼ね備えたバッグになっています。

今回紹介するのは、「URBAN BACKPAK BLACK」です。こちらのメーカーさんは多くの種類のバックパックをリリースしていますが、今回購入したのは、一番オーソドックスなタイプのバックであり、メーカーさんを象徴するデザインになっています。

こちらのバックパックも前回レビューした Topplogie(トポロジー)のバックパックとお値段は大きく違わず13,200(税込)となっています。バックパックとしての値段としては、ミドルレンジの商品になるでしょうか。

ウェクスレイのバックパックのレビュー

簡単にこちらのバックパックの特徴を一言でまとめると

ビジネスでもプライベートでも使えるシンプルでミニマルなデザインのバックパック

となっています。もちろんバックパックとしての機能に関してもしっかりとトレンドを抑えてます。シンプルでオシャレなバックパックというのが私の印象です。

ウェクスレイのバックパックの外観

それでは、まず外観から写真とともにレビューしていきたいと思います。

都会での盗難を防ぐためのシンプルなデザイン


バックパックは背中に背負うため人混みや電車内などでの盗難が気になる所です。東京だと聞いたことは一度もありませんが、海外だとバックパックを背負って人混みに入るとナイフなどでバックを切られて中身を抜かれたりすることもあるようです。

そんなこともあり、背面の露出面などにはポケット等は一切なく、開閉のためのジッパーなども最小限の作りになっています。また、ジッパー自体が隠れるデザインとなっているためパッと見ではどこから開ければよいのかがわかりにくい作りになっているなど、シンプルで防犯性が高いデザインになっています。

バックパックの表面は自体は2つの素材で構成されています。外観でメインに利用されている部分は、ファブリック調の仕上げになっており、ポリエステルにPVCで補強されており、撥水加工がしてあります。そのため、少しの雨ぐらいであれば問題なく利用ができそうです。


シンプルな外観で余計な装飾は殆どないですが、ロゴの部分はリフレクション仕様になっているため暗いところでも目立つようになっています。


また、2つ目の素材としてライニング部分ははしっとりとした手触りがよい合革の作りになっています。この2種類の素材の組み合わせがバックパック自体を非常に落ち着いたデザインに見せていると思います。

ペットボトルなどが収納可能な外からは見えにくいサイドポケット

外観は非常にミニマムなデザインにはなっていますが、収納力も高くサイドポケットを2つ兼ね備えています。こちらのサイドポケットはシンプルな見た目を維持するのに一役買っている素敵な仕様になっています。

実際にバックパックの外側にサイドポケットを備えているバックハックは多いです。ただ、多くの場合はペットボトルなどの一部が見えるような作りになっており、それゆえにデザインが台無しになっていると感じるものもあります。

こちらのバックパックのサイドポケットは収納したペットボトルやタンブラーなどが見えにくいデザインになっているため、スッキリと洗練されたデザインを守りながら、収納力をアップすることができています。

もちろんサイドポケットは500mlのペットボトルが無理なく入るサイズになっています。また、サイドポケットは撥水加工されているため、折りたたみ傘などを入れることも可能です。

こちらの写真は片方のサイドポケットにペットボトル、もう片方のポケットに折り畳み傘を入れている状態で撮影しています。サイドポケットに何が入っているかはパッと見では全くわかりません。

上記の状態のバックパックを上から撮影した写真です。このように上から覗き込まない限りはペットボトルや折り畳み傘が収納されていることは分かりにくくなっています。また、バック自体のフォルムもほとんど崩すことなく収納できていることがわかると思います。

スキミング防止機能付き背面ポケット


バックパック背面には左右に2箇所のポケットがついています。こちらにはスマホや財布などといった薄いものを収納することが可能です。こちらは右側のポケットとなっています。


向かって左側のポケットはクレジットカードなどのスキミングを防止する「RFIDプロテクション」仕様となっています。日本は諸外国と比べると比較的安全な国ですので、スキミングという行為自体にあまり馴染みが無い人も多いと思います。

ただ、海外などではクレジットカードの情報を抜き取るのによく使われる手口ですので、もしものときの保険として財布を入れる場合はこちらのポケットの入れることをおすすめします。

個人的にはあまり、背面ポケットは好きではないのでおそらく使わないのです。もしものための1,000円札でも入れておこうかな〜と思います。

クッション性の高い肩紐

肩紐に関しては、しっかりとしたクッションが付いていますので、しっかりとしたフィット感を味わえますし、重い荷物を入れても苦になりません。

また、右の肩紐には、カードが入るポケットがついています。よく使うカードを入れておけばバックパックを背負ったままの状態で簡単にカードを取り出すことが出来ます。


運動などをする際に肩紐がずれるのを抑えたり、重さを分散させて肩の食い込みを軽減したりする役割がありますが好みが分かれるチェストストラップに関しては取外し可能です。

チェストストラップをつけるとつけていて少し苦しさを感じることもあり、私はあまり使いません。ただ、荷物が重くなったタイミング等でつけると重さが分散されて軽く感じるため取り外しはしていません。

負荷を軽減するハニカム構造の背面パネル

背面のパネルは緩衝性と断熱・遮水性に優れた素材で作られています。芯がしっかりとしたタイプですので荷物の量に関わらずバックパック自体の形状を維持してくれます。ただ、こういった芯がしっかりと入ったタイプのバックパックは中身の量に関わらず一定のスペースを取りますのでそのあたりは一長一短かなと思います。

また、背中に当たる部分が六角形を組み合わせた蜂の巣構造(ハニカム構造)を採用しており、それにより、高いクッション性を確保し、かつ背中との接地面積が減るため背中が蒸れにくくなっています。

ちなみにトップハンドルに関しては、至って普通で少し重い荷物の際は心もとないと感じるかもしれません。

ウェクスレイのバックパックの内装

続いて内装を見ていきます。

ノートパソコンを収納可能な専用のラップトップスリーブ

タブレットや15インチまでのノートパソコンを収納可能な専用のラップトップスリーブがついています。15インチクラスのPCまで収納可能ため少し余裕がある作りになっています。スペース的にはPCとタブレット両方を収納することができるぐらいの余裕がある印象ですし、クッション性に関しても十分に確保されています。

バックパックが大きく開くために物の出し入れに関しては概ねストレスなく行えます。ただ、ファスナー部分を隠すことができるデザインになっているためめくれる部分は半分程度となっているのでもっと中身の荷物にアクセスしやすいバックパックはあると思います。

ウェクスレイのバックパックの機能

全体的に非常にミニマルでシンプルなデザインのバックパックにはなっていますがトレンドの機能などはしっかり抑えている印象です。

USB-A ポートとビルトイン・ケーブルの充電機能

最近よく見るようになりましたが、こちらのバックパックにもスマホ充電のための端子が予め組み込まれています。内部ポケットにモバイルバッテリーをいれてビルトインされているUSBのケーブルとつなぐことにより、バックハックの外部にあるUSB端子よりモバイルバッテリーの機能を利用しスマホの充電が可能になっています。

バックパックを背負った状態のままバックの中からモバイルバッテリーを出すことなくスマホの充電が可能なのは割と便利です。ただ、私はあまり積極的には使っていません。(移動中などにスマホを充電しながらずっと使うシチュエーションがあまりないので)

ウェクスレイのバックパックのスペック

こちらのバックパックのスペックは下記のようになっています。

  • サイズ: 47(h) x 35 (w) x 6~20 (d) cm
  • 内容量:16L
  • 重量:750g

同時に購入したバックパックと縦の長さも大きく、容量に関しても多少多くなっています。そんなに容量自体は大きいわけではありませんが、普段遣いには丁度いいサイズかと思います。また、実際に利用してみるとカタログスペック以上に収納力はありそうだな感じました。

最後に

ミニマルなデザインでどんな格好にも合わせやすく使い回しの良いバックパックだと思います。しっかりとしたフィット感もあり、重い荷物も苦労なく背負えます。全体感でいうと、デザイン、機能性ともに満足しています。

ただ、1点もう少し配慮してほしかった点があります。私は電車通勤なので混んだ電車にも乗ります、そこでリュックを体の前に持ってきて持つことも多いです。その際にフィット感がよいことが仇となって体の前に持ってきくるとちょっと苦しかったりします。前に持ってきて持つことも考慮してデザインされているバックなども発売されていますがこちらはあまり配慮はされてい感じを感じます。

バックを前に持ってきてもつ事自体が一部の都市部ぐらいですから、グローバルスタンダードを考えると致し方ない点かなと思いますが。このあたりがもう少し考慮されていると非常に良かったなぁと思います。

てな感じで。

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Tatsuya Yabe

常に何かを考えていないとバカになると思う、だから常に何かを考えてる。 日々の生活に常に思考を。ということで書いています。

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