8月頃に購入し長い間到着を待っていたスマートロックのセサミminiがようやく手元に届き、無事設置が完了しました!
家の鍵を持ち歩くのが煩わしいということで、引っ越しをしたら絶対にスマートロックを導入しよう!と意気込んでいたのですが、その時購入予定のQurio smartlock(キュリオスマートロック)が引越し先のサムターンタイプに対応しておらずつけられないということがわかりガッカリしていました。
そんなときに、MakuakeでセサミMiniを発見しました。詳細なスペックや、ドアのカギの種類などを確認したところ、我が家の少し特殊な形のカギにも対応来しているではないですか!
と言う事で即決してしまいました。
注文したのはあまり記憶にないですが8月頃だったかと思います。数ヶ月を経てやっと手元に届きましたので折角だからレビューしていきます。
スマートロック「セサミミニ」のレビュー
プロモーションの一環だと思いますが、大手のメディアさんには早い段階で製品が提供されレビューされていましたがあまり気にせずに開封レビューから行きます。
パッケージに関しては最近良く見る中華メーカーの製品と同じような紙製のシンプルなものになっています。
今回私は、インターネットに接続して使えるように本体と合わせてWi-Fiユニットも購入しています。
シルバーと迷いましたがブラックを選んでみました。割と高級感ある作りです。
ちなみに説明書はしっかり日本語化されてました。
内容物はこんな感じです。
本体と高さ調整用のアダプタやドライバーなどがはいっています。
写真左上の白くて四角いモノがWi-Fiユニットです。
こちらが付属のアダプタ達です。
セサミミニの特徴としては日本で使われている様々なタイプの鍵に対応していることが一つあげられると思います。
このような形の付属品や、個別の鍵タイプに応じて専用のアダプタをつけて送ってくれます。この辺りは設置の際の説明で後述します。
本体を見ていきます。形状に関してはキュリオスマートロックに近い形ですがよりコンパクトにおさまっています。
ちなみにSESAMEが過去に出しているタイプのスマートロックはかなり大きめ。それよりもよりもかなり小型化されているようです。
見た目ですが、全体的にマットな艶消し加工がされていますのでわりと高級感があります。
ツマミ部分は金属、それ以外がプラといった感じでしょうか。
ひっくり返すとこんな感じです。
基本的に設置は両面テープでドアに貼り付けておこないます。セサミミニ自体はかなり軽量化されているため剥がれて落ちてしまったりということは少ないかと思います。
セサミで凄いなと思ったのがこちらのツマミ部分の後ろ側にあるサムターンを掴み、カギをひねる部分の機構です。
様々なタイプのカギに対応するためのつまみ幅の調整はもちろんかなり柔軟にうごきます。
実際にGIF動画にしてみました。
このようにかなり柔軟に動く+個別のアダプタにより今まで対応してない様な少し特殊な形のカギにも対応しているようです。
セサミ自体は電池で動きます。
電池の形がけっこう特殊です。電池の持ちはなかなか良く通常の使用で大体500日と説明がありました。1年以上はそのまま使えますので十分ですね。
続いてWi-Fiユニットを見ていきます。かなりミニマルなデザインになっていて無駄な部分が一切ないです。
こちらを利用することによりセサミをWi-Fiに接続可能となり、インターネットを通しての施錠確認や遠隔での解除などが可能になります。
裏面も見てみますがシンプルにUSBとなっていますのでこちらを電源アダプタに接続するだけとなっています。
折角のIOT機器ですのでインターネットに接続できたほうが色々と面白いと思いますので合わせて購入するのがいいでしょう。
セサミミニスマートロック設置編
さてここからは設置編です。我が家の鍵はこんなタイプとなってます。
あまり見ないタイプなのではないでしょうか?こちらの少し特殊な形状のおかげでスマートロックの設置を諦めていたのですがセサミミニなら大丈夫です。
無料でカギの形に応じたアダプタを無料で付けていただけます。
注文後に自宅の鍵の形状を、登録しそれに合わせたアダプタを同梱して送っていただきました!
アダプタ自体は恐らく3Dプリンタを利用して作られています。こういった購入者へのキメ細やかなケアはなかなか出来ないと思いますので素晴らしいです。
まずはアダプタを鍵に取り付けていきます。
もちろんぴったりなサイズです。日本に進出するに当たりほとんどすべてのカギを確認してアダプタを作っているみたいですのでここも凄い。
アダプタの上からセサミミニを設置すればOKです。
非常に簡単です。
少し曲がった気がしますが細かいことは気にしなくてよいかなと。使えるし。
利用開始はアプリからかんたんな設定をするだけでOKです。
他のスマートロックと違う点として、現在の状態が鍵かしまっているか?それとも空いているか?を記録しオートロックの機能や遠隔での施錠確認ができる点があります。
まずは現在のタブの位置が鍵か閉まってるいる状態であると記録して
どこまで回せば鍵が開くかを設定します。
基本的にはこちらの作業をするだけでOKです。
これだけ設定すればこんな感じでスマホで鍵の操作が出来ちゃいます。
レスポンスに関しては悪くないのでは?と思います。
大きくラグがある訳でないので十分実用の範囲かと思います。
セサミミニの設定編
セサミの設定に関しては専用のアプリを使って行います。
アプリで出来ることは次の通り
- 鍵の開け閉めの履歴確認
- 鍵の共有やシェア機能
- オートロックの設定
- 手ぶら解錠の設定
こんな感じです。
軽く説明すると
鍵の開け閉め履歴確認と鍵の共有やシェア機能
いつ、どのユーザーが、どのドアを開けたかが確認できる機能です。カギごとにオーナー、マネージャー、ゲストの設定後可能です。
民泊や友人の来訪の際に鍵をシェアするなどの使い方が可能になっています。
鍵での解錠に関しても記録されますのでお子様の帰宅などを通知してくれるようにしたりなどいろいろな使いみちが有りそうです。
オートロック機能
こちらは文字通りの機能です。鍵を開けたあと一定の秒数がたつと自動的にロックがかかります。
私は10秒で設定してみましたがなかなか便利です。ただし、なにも持たずに外に出てしまうと締め出されるのでその当たりはも注意が必要です。
手ぶら解錠機能
自宅から一定の範囲(250m以上)離れたあとに、自宅に戻り端末とセサミのBluetoothが接続されると自動的に鍵が開く機能です。
Androidだと端末によってはブルートゥースの感度が悪くうまく動かないことがあるらしいですが今の所問題なく動作してます。iPhoneだとiBeaconの機能が優秀なので精度はもっと高そうです。
玄関に近づきドアノブに手をかけた瞬間ぐらいにカギが開く感じです。一番使いたかった機能なので大満足です。1つ要望としては一定の範囲を選択できるようにしてほしいです。家の前にスーパーがあるためスーパーで買い物、帰宅をしても手ぶら解錠が作動しませんので。
セサミスマートロックのレビューのまとめ
とここまで書いてきた内容を見てもらえればなんとなく分かると思いますが個人的には大満足です。
ちなみにうちのマンションは入口エントランスにロックがなく、玄関のみなのでほぼキーレスな生活がおこなえます。エントランスでカギを使わないといけない方は買う価値半減な気がしますが、それでもカギを出さなくて良いのは非常に便利です。
金額も本体とWi-Fiユニット両方を購入したとしても1.5万円程度ですので比較的手頃かと思います。
また、セサミはAPIなども公開していますのでスマートスピーカーと連携させたり、IFTTTと連携させたりと拡張性が高いのがポイントです。
家庭内のIOT化は結構進んできましたのでしばらくは色々と試しながら楽しんで使いたいと思います。
てな感じで。