iRobotのルンバ890のレビュー。ルンバが掃除しやすい環境を作るのが重要

2018-12-01

実は最近我が家にも、ようやくルンバが導入されました。

導入自体は前から検討してましたが、住宅的な事情で断念していました。今回は引越しを機にルンバ導入の目処がたったので購入しました!

購入からそろそろ2ヶ月ぐらいたって運用もだいぶ安定してきたのでレビューしていきたいと思います。

ルンバのレビューとルンバが掃除しやすい環境作り

今回購入したのはルンバ800シリーズの890という機種です。

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ちなみに購入後1ヶ月ちょっとで購入した800シリーズの後継機の「ルンバe5」がより安い価格で登場し少し微妙な心境です。まぁ家電製品は欲しいときが買いどきですので気にしない!と自分に言い聞かせてます。

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ルンバシリーズのラインナップについて
ルンバは、900>800>600の3のラインナップがあり、数字が大きな方から高性能高価格となっています。価格の幅は4万〜10万との開きがあります。

用途に応じて必要な機能のシリーズを買えば良いと思います。

ルンバ800シリーズにした理由

さて、私がルンバ800シリーズに決めた理由をかいておきます。

簡単に機能をまとめるとこんな感じです

ルンバ900

カメラ付きで部屋をマッピング!賢いお掃除
髪の毛からみにくいゴム製ローラー
吸引力が強い

ルンバ800

髪の毛からみにくいゴム製ローラー
吸引力が強い

ルンバ600

普通のローラーブラシ

といった感じです。

自宅ではエレクトロラックスのスティック掃除機を利用しているのですがローラーブラシに髪の毛がメチャクチャ絡みつき掃除がストレス!というのがありまず600シリーズは脱落。

家と自体が40m2以下とあまり広くないので、マッピング機能は過剰かな。

とバランスの良いところを採用。この辺りは値段とも兼ね合いありますので状況に合わせて選びましょう。

写真とともに本体を見ていきましょう。

ルンバ890の開封レビュー

結構大きな箱で届くので少しビックリしましたが本体のサイズはほぼほぼ想像通りでした。

内容物はルンバ本体、充電用のルンバホーム、侵入防止用のバーチャルウォールと電池、フィルタとなっており、購入してすぐ使えるようになってます。

先に内容物からちゃんと見ていきます。

ルンバの特徴的な機能の一つに、掃除が終了した際や、充電が切れそうな時に自分でルンバホームに戻る機能があります。我が家では目に付きにくいという理由で、ベットの下が定位置となっています。

もう一つ特徴的なものとして、ルンバに侵入して欲しくない所に仮想の壁を作る、バーチャルウォール機能があります。

写真中央の四角柱っぽいものがそれです。

バーチャルウォールには2つの機能があります。

「バーチャルウォールモード」は単純にまっすぐ壁を伸ばすようなモードです。部屋の仕切りがない場合などにその先へルンバが侵入するのを防ぎます。

うちでは玄関とダイニングキッチンの仕切りがないので、玄関までルンバが侵入しないようにおいてます。

「ヘイローモード」は端末を中心に45cmほどの範囲内にルンバが侵入しないようにブロックします。

この辺りは、用途に合わせて使い分けが可能です。

続いて本体を見ていきます。

基本的にオンオフボタンと、HOMEボタンぐらいしかないシンプルな作りになってます。

そのため、スケジュールや、アップデートなどは全てアプリを通して設定していきます。

裏側の作りを見ていきます。大き目のローラーとゴム製のブラシ、回転ブラシがついています。

絶縁体を引き抜くだけで直ぐに利用可能となります。

今回、ルンバの800シリーズにした一番大きな理由であるゴムローラー部分です。この部分で真空を作り出し吸引力をアップすると同時に髪の毛が絡みません。

この部分は一回も掃除してませんが髪の毛の絡みは皆無ですのでそのあたりは狙い通りでした。

ルンバのダストボックスはこちらです。

フィルタとモーター部分が一緒になっているため、水洗いはできません。ちなみに新発売のルンバe5はモーター部分などが本体に移動したので水洗いできるようです。。

フタを開けるとこんな感じです。蓋が完全に取れないのでゴミを捨てにくい感は否めません。

環境にもよりますが1〜2稼働に1回ぐらいゴミ捨てをしていますので容量はあまり多くありません。

ルンバ購入のメリット・デメリット

折角なのでつらつらと書いていく。ここからはパートナーの意見もヒアリングして書いていきます。

【ルンバ導入のメリット】

◆置き場所に困らない

これはルンバに限ったことではないですが、本体が比較的薄いので普段手が届かないベッドの下やソファーの下も綺麗にしてくれます。

ルンバの定位置であるベース自体をソファーの下や、ベッドの下にしておけば余計にスペースを取ることもありません。「これ以上居住スペースを狭くしたくない」というお宅でも工夫次第でスペースを気にせず設置できるかとも思います。

◆掃除の手間が減った

とにかく掃除をする手間が圧倒的に減りました。
ぱっと見綺麗に見えてもルンバを作動させてみると毎日作動させているのにもかかわらず、結構埃がたまっています。

目に見えない埃を綺麗に掃除してくれる様子がうかがえます。

これから子供が生まれるので常に綺麗な状態をキープできるのは嬉しいです。

◆お掃除ロボの大敵、段差の問題をクリア!

少しの段差であれば、自力で勝手に超えてくれるので部屋同士の行き来も簡単にできます。
2センチ程度であれば越えてくれます。絨毯の上も引っかかることなく綺麗にできます。

段差はいいのですが、玄関用マットや台所用マットなどの薄くて小さいマットは、否応なしに巻き込みますので注意が必要です。

我が家では滑り止めマットをマットの下に敷いていましたが、ルンバがパワフルなためあまり効果がありませんでした。

また、段差センサーが付いているので、大きな段差がある場合はその段差から落ちることなくUターンします。
段差が5センチ程度であれば検知するようです。

なので、2センチ以上5センチ以下の場合はルンバが落ちてしまいそのまま上がれなくなることもあるので注意が必要です。

◆その他嬉しい機能付き

アプリからタイマーを設置できます。なので外出している間に作動させておけます。
帰ってきたら部屋が綺麗になってる!なんて夢のようですね。
自動でルンバホームに戻るので、わざわざ充電をするためにルンバを毎回動かす必要もありません。

アプリを登録しておけば、作動終了時にどのくらい作動したのか報告してくれます。
逆に何かしらのエラーで止まってしまった場合も報告してくれますので帰宅後すぐに対応することが可能です。

◆バッテリー交換も安価で

かなりの頻度で使用していると、やはりバッテリーの劣化が気になります。
交換が必要な場合は、Amazonで互換バッテリーを買おうかなと思っています。

世界規模で展開しているルンバなので、安い互換性バッテリーが多くあるのも購入の決め手でした。純正より安いですからね。
他のメーカーさんだと本体自体の交換などになるなど、長く使う上でのコストの面も考えて決めました。

【ルンバ導入のデメリット】

◆音がうるさい

他の方のレビューでもよく目にしますが、とにかく音が凄くうるさいです。
テレビの音を普段より大きくしないと聞こえなくらい大きな音です。

普通の掃除機の場合でも結構うるさいのである程度は仕方がないところがあるかもしれませんが、やはり結構高い金額を払っているし、自動ロボットですし「もう少し何とかなりませんでしたか?」と思わずにはいられません。

パートナーはすごく気になるみたいですが、私はあまり気になりませんのでそのあたりは感じ方次第ですね。

◆衝突が激しい

我が家では「ルンバアタック」と呼んでいるのですが、ルンバが壁や障害物にぶつかる際の衝突が激しいです。

壁にはもちろん、家具にもガンガンぶつかっていきますので、掃除が終わった後、テーブルや椅子などの家具の位置が少しずれています。

そんなに激しくアタックして、ルンバ自体が壊れないかと少し心配になります。

◆掃除ムラがある

最新型ではない型番を買ったのを少し後悔するレベルでルンバの頭があまりよくありません。
同じところを何度も掃除したり、(ルンバさんそこ掃除するの3回目です…。)

逆に掃除してほしいところは全然しないで違う部屋に行ってしまったり。
2DKの部屋で1回1.5時間くらい掃除するのですが、「そんなに時間かけて掃除するなら満遍なく掃除してよ」、と思ってしまいます。

ただ、最近は少しちゃんと動いてくれているような気もします。これは機械学習の成果ですかね。

最新機種であればカメラが付いているので、どこを掃除したのかルンバが把握しながら掃除してくれるので、時短にもなりますし掃除ムラも無さそうです。
※お約束のごとくお値段は高くなりますが。

◆我が家だけ?段差問題

自宅の間取りを晒してしまうとこんな感じで、赤色の線のところの段差が5cmもあり、ルンバは超えられないし、降りられないのです。

ここを突破しないと全ての部屋を綺麗にするという目的が達成されませんので、ルンバのためのスロープを自作しました。

実はなかなかうまくいかず試行錯誤したのでその過程も書いておきます。

ホームセンターが近くになかったので全部100均で揃えました!

・MDFボード
・滑り止めシート

こちらを使ってまずは作成してみました。

両面テープをつけて滑り止めシートを固定し板がルンバに押されて動かないように調整します。

こちらが第1段のスロープ(失敗作です(*_*))です。単純に段差に立てかけて、端は段ボールで作ってみました。

しかし、、ルンバが当たるとズレてしまう、端で引っかかってエラーになる、と上手くいきませんでした。

ということで、100均でパーツを買い足してみました。足をつけることによってルンバのアタックでもスロープがずれないようになります。

こんな感じで段差にピタッとつけることによりスロープ自体は動かなくなりました。

実際のスロープに関しては4.5cmしかありませんがこちらの0.5cmの段差なら問題なくルンバさんはこえてくれます。

ただこれだと、ルンバが横から落ちて行動不能になることがあったので、、

2つ並べる形にして解消しました。現在全く問題なく機能しています。製作費用は500円ぐらいです。作成自体は1時間あればお釣りが来るぐらいでしょうか。

こちらの状態まで持っていくのに2週間ぐらいかかりましたがこれでルンバブルな環境づくりができました。

ルンバのレビュー【総評】

このルンバ890を購入したことにより「髪の毛が!埃が!」と気にすることはほとんど無くなりましたが、きちんとルンバを使いこなすには割と労力がいることを考えると

「本当に買って良かった!!」「誰にでもオススメできる」とは簡単には言えないのが正直なところではないでしょうか?

とのことでした。
一方、私は

割と好意の好きなので私は苦にならない。逆にどうすればできるのか試行錯誤できてあるいみ楽しかったかな。

という感じです。

まとめると、エラーを何回吐き出しても根気よく対応ができるまめな性格であり、かつ、ルンバが効率よく回れるように床に物をなるべく置かない、ケーブルもきちんとまとめて床に置かないでルンバが巻き込まないようにする。

などルンバが最大限に能力を発揮できるように人間や家の環境を合わせて生活スタイルを作れる方にはかなりオススメできるのではないでしょうか。

便利なツールに人間が合わせて適応していくのが今の時代は当然と私自身が思っていので、我が家では特に抵抗なく導入できましたが使う人を選ぶのは間違いなさそうです。

購入に関してはそういった点も踏まえて自己責任でおねがいします。

てな感じで。

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Tatsuya Yabe

常に何かを考えていないとバカになると思う、だから常に何かを考えてる。 日々の生活に常に思考を。ということで書いています。

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