革小物にハマりだしている今日この頃ですが、新しい革財布を新調しましたのでレビューしていきます。
どうせなら自分が持っていない革で作られた財布が欲しいということで、今回は革のダイヤモンドと言われているコードバンの革財布を購入しました。
コードバンの表面は硬いのですがキズが目立ったり、水に弱いらしいです。ただ、エイジングをして行くと銀食器のような光沢が出るそうでその辺りを楽しみにしてます。
ジウォームスクラフツマニュファクチュアの純札入れ長財布のレビュー
ちょうど去年の誕生日のプレゼントとしてワイルドスワンズのコンパクト財布Palmをプレゼントして貰いましたので今回は母艦となる長財布を買いました。
WILDSWANSのパームのレビューは下記から確認できます。
今回購入した長財布には、基本的に小銭を入れることはないので純札入れを購入しました。
The warmthcrafts manufactureってどんなブランド?
ただこちらのメーカーさんは世界でも数少ないコードバンのタンナーである【新喜皮革】さんが自らやっているブランドです。
ちなみに日本でコードバンのなめしをやっているタンナーさんはここだけで、世界的にみてもコードバンといえば、アメリカのホーウィン社か新喜皮革かというぐらい有名なところです。
タンナーさんが直接やっているということで値段以上に質の良い革が使われているのでは?と考えて買ってみました。
コードバンのエイジング
ホーウィン社のコードバンと、日本の新喜皮革のコードバンはエイジングの様子もかなり違うようです。
ホーウィン社のコードバンはエイジングが進むと色が濃くなり、ツヤが出てくると言われてるみたいです。
新喜皮革のコードバンは水染、アリニン染ということで使い込んで行くと徐々に色が抜けていって、艶やかで透明感あるなんともいえない表情に経年変化していくみたいです。
ちなみに購入の決め手はインスタで下記のエイジングサンプルを見たからです。
なんとも言えない透明感で美しいエイジングをしていると思いませんか?こんなエイジングをする保証はありませんが期待を込めてお手入れします。
では機能的な部分も含めて見ていきましょう。
コードバンの長財布の実物レビュー
まだ使い込んでないので革の表面に「ブルーム」と言われる、ロウが浮き出ている状態が見受けられますが徐々に馴染んでいくようです。(2〜3週ほど使っているので大分落ちてきましたが、まだうっすらと残っています。)
ブライドルレザーなどを使っている人はわかるかもしれませんが、こちらはコードバンで同じ様な手法を使ったもので結構珍しいです。カラー他にナチュラル、ブラウン、ブラック、パープルがありましたが今回はネイビーにしました。
この色合いはメーカーさんのオリジナルカラーのようでが現時点でも綺麗な色をしてますよね。
コードバンを作っている新喜皮革さんならではの馬財布になっていそうです。
最後に
ただコバの処理が少し甘いかなあといった感じです。コバの部分が均一な仕上げに微妙になっていない部分が見えたりします(写真参考)。こちらの革財布はは5万円以上するので少し残念な気もしましたが、全体的な雰囲気を含め凄く気に入っているので満足してます。
今後のエイジングに関しては別のエントリーで可能な限り更新していく予定です。どの様な変化をしていくのか楽しみに大事に使っていければと思っています。実物を見たい方は阪急メンズ館とかに行くと出店がありますので足を運んで見てください。
てな感じで。
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革財布・革製品のエイジング(経年変化)を記録していこうと思う
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