dodocool Qualcomm Quick Charge3.0対応USB充電器をつかってみた【レビュー】

2016-06-08

IMG_5629.JPG ※メーカー様より商品の提供を受けてのレビューになります。

USB充電器には色々な種類があり目的や用途に合わせて出力の大きさ・ポートの数・本体のサイズなど様々な商品が出ています。

今回は「Qualcomm Quick Charge3.0」に対応したUSB充電器をご提供頂いたので紹介をしようと思います。

ただ、残念ながらうちには「Qualcomm Quick Charge3.0」対応のスマホがなかったので中途半端なレビューになってしまった感じは否めませんがご了承ください。

dodocool Qualcomm Quick Charge(クアルコム クイックチャージ)3.0対応USB充電器のレビュー

こう「Qualcomm Quick Charge(クアルコム クイックチャージ)」と書いてすぐに何のことか分かる人はある程度ガジェット周りに詳しい人だと思います。

多くの人は「なんのこと?」という感じだと思うので軽く説明しておきます。

Qualcomm Quick Charge(クアルコム クイックチャージ)とは

スマホの心臓部であるCPUで有名なアメリカ企業である「Qualcomm」社が開発した充電のための規格のこと。

まぁ、簡単に言うと「これらに対応したスマホや充電器で高速充電ができるよ」というマークだと思っていただければいいかと。

クアルコム クイックチャージは年々アップデートされていて1.0・2.0を経て現在では3.0までの規格が出ていて、数字を重ねるごとにどんどん充電効率が良くなっています。

Qualcomm Quick Charge3.0についての紹介動画が公式に出ていますので参考に貼っておきます。英語ですが。


わかりやすいところから抜粋して見てると

dodocool-qualcomm-quick-charge3-2.png via:https://www.youtube.com/watch?v=v0Rhu2YGxeQ

従来の充電方法が30分で18%ほどしか充電できない所、2.0だと63%、3.0だと71%まで充電が可能ということです。従来の充電の4倍の速さは凄いですよね。

比較的新しい技術のため「Qualcomm Quick Charge3.0」に対応しているスマホはまだまだ少ないです。一方で2.0はここ1~2年で発売されたスマホで「Qualcomm」社のCPUを搭載しているものの多くに採用されています。ドコモとかだと「急速充電2」という名称でやってたりします。

dodocool Qualcomm Quick Charge3.0対応USB充電器を写真とともに

さて実際のサイズ感などを写真とともに見ていければと思います。

IMG_5564.JPGパッケージ自体はやはりシンプルなつくりですっきりしています。パッケージごと飾って展示するなどの前提がないのですっきりできるんでしょうね。

IMG_5565.JPG後ろ側に識別のためのシールが貼られています。しっかりとQualcomm Quick Charge 3.0(クアルコム クイックチャージ)のマークが有りますね。

認証のマークとしてはPSEマークがないのが気になる方がいるかなといった印象。個人としてはあまり気になりませんが。

IMG_5566.JPG内容物としては本体と説明書のみとかなりシンプルです。使い方がわかりやすい商品だし問題無いでしょう。

IMG_5567.JPG基本的な注意事項は英語で書いてあり、スペックシートは6か国語で記載があります。

IMG_5568.JPG本体も余分な装飾のないデザインですっきりしています。表面は少しざらつきのある加工がしてありテカテカで安っぽいプラスティックのような印象はなしです。

個人的には指紋もつきにくく好きな仕上げ方です。

IMG_5570.JPG後ろ側は何もありません。側面にはスペックと認証がかいてあります。

IMG_5569.JPGケーブルの差込口の色が緑色ですが、調べた所あまり色自体には意味が無いようです。

複数のポートが有る際の識別などには使っているようですが、USB3.0対応が青色のような決まりはないみたいです。

IMG_5571.JPGサイズ感がわかるようにカードとiPhone付属のベーシックな充電器と比較してみました。

コンセントの最込口まで含めるとほぼほぼカードと変わらないサイズと思っていいと思います。割りと大きいので普段の持ち運びには少し厳しいかなと個人的な印象です。

IMG_5572.JPG厚さに関してはiPhone用のUSB充電器とほとんど同じ大きさです。

差込口が折り畳めればもう少しコンパクトになるのですが難しいのですかね。

続いて充電に関してですが手持ちの機器ではちゃんとした確認ができませんでした。

Android端末は手元に2台あるのですが「クイックチャージ2.0」の対応だと思っていたXperia Z Ultraさんが1.0までの対応だったので。。スペック的にはまだまだ問題ないですがこういうところで最新機種とは差がでるんですよね。

IMG_5628.JPGとりあえず手持ちのiPadとiPhoneを充電して写真を撮ってみましたが、通常出力の5V×1A程度の充電しか行えませんでした。

基本的にクイックチャージの技術はQualcomm社のCPUを積んだスマホ向けの充電技術なのでしょうがないですね。

でもわかったことはこちらを買っても通常の高速充電と言われる5V×2Aでの充電はできないためiPadの充電はできずということでしょうか。

そのためこちら一つで様々なデバイスを早く充電するという用途では本領を発揮できないということがわかりました。

まとめ

Qualcomm Quick Charge 3.0(クアルコム クイックチャージ)対応の充電器としては1400円と最安の部類(同等製品を見ると1,500~2,000円のレンジ)です。(書いた日基準)

ですので「Quick Charge 3.0」対応のスマホを持っている方や、もちろん3.0対応ですので2.0への互換性もあるので「Quick Charge2.0」対応機種も持っていて合わせて使いたいという人にはいいかもしれません。

ただ、「Quick Charge2.0」対応でよいのであれば製品の選択肢はもっともっと多いのです。

なので、全体的にある程度限られたユーザー向けの製品であり、万人受けする製品ではないのかなという印象です。

ただ、「Quick Charge 3.0」対応の製品をもっているのであれば是非使ってみたいそんな商品です。

てな感じで。

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Tatsuya Yabe

常に何かを考えていないとバカになると思う、だから常に何かを考えてる。 日々の生活に常に思考を。ということで書いています。

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