※今回のレビューはInateckから商品の提供を受けて書いています。
今年からMacデビューということでiMacを買ったのですが、1つだけものすごい不満がありました。
それが「USBポートの位置」です。
デザイン重視というのも分かりますが、画面の後ろって抜き差ししにくいんじゃい(;・∀・)
ということで今回はその不満を解消してくれた下記の製品についてのレビューを書いていきます。
Inateck USB 3.0 高速ハブ 4ポートのレビュー
簡単にどんなものかを説明すると「USBのポートを増やすことができるハブ」です。手持ちのUltrabookとかだとUSBポートが2個しかなくて時折ポートが足りなくなったりしますしそういう時に使うものですね。
特徴的なのは下記の2点ですね。
・全ポートUSB3.0対応
・BC1.2対応
USB3.0と言うのはUSBの規格のことで最大5Gbpsのデータ転送速度を持つ規格のことです。USB2.0は最大480Mbpsなので10倍ぐらい早いわけです。
また、USB3.0では最大0.9Aの電流を流すことができます。USB2.0では最大0.5Aでした。
なのでパソコンを使いながらスマホの充電などができてしまうのも特徴的ですね。ただし、タブレットなどの多くの電流を必要とする機器は上手く充電できないことも。
しかし、このハブは「USB BC1.2」という規格にも対応しているため給電用のケーブルも繋げば最大で1.5Aまで給電が可能です。つまり、このハブを使えばパソコンとタブレットをPCにつなぎながら充電することも可能ってことですね。
それでは、実際の商品も見ていきましょう。パッケージはこんな感じです。Inateckはドイツのメーカーさんらしいですが、商品自体は中国で作られているようです。
箱を開けると入っているのは、「ハブ本体」と「給電用マイクロUSBケーブル」と「説明書」です。
説明書はしっかと日本語表記のものが入っています。ケーブルの長さは30cmとなっているので短めですが、逆にかさばらなくて良いので持ち運びには優れていると思います。
本体はちょっと手触りの良いプラスティック製といった感じで可もなく不可もなくといった感じです。プラスティックの表面に若干のマット加工がされているので安っぽさはあまり感じないかなと。ポートは上に3つ、下に1つになっています。側面に付いている物も良く見ますが、この辺りは好みが別れるところかもしれませんね。ケーブル側にはマイクロUSBの端子があり「BC 1.2」の機能を使う時にはこちらに付属のケーブルを差し込みます。
付属のUSBケーブルの長さは90cmです。
本体のケーブルが30cmということを考えると長さがちぐはぐな感じがしますがどうなんでしょう。設置場所に合わせて付属のケーブルではなく他のケーブルを利用すればいいのでまぁ問題ないかといったところ。
デスクトップPCでハブは全面側、給電用は背面からみたいな使い方には便利なのかもしれません。重さ自体は48gと軽いです。(カタログスペック通り)ちなみにこんな感じで設置しています。これでいちいち画面の後ろのUSBに刺さなくて良くなるので楽ちんだ(´・ω・`)iMacの後ろがすぐ壁だとほんとにやりにくくて、、
つづいて「BC1.2」の機能について見ていきます。まずは通常接続時から見ていきましょう。iPad airをApple純正ケーブルを利用して充電してみました。電圧が4.5Vで0.77A出ているので大体3.5Wぐらいで充電できています。これてであれば普通のスマホを充電するのには十分です。
ただ、iPadを接続しても電流が弱いため「充電していません」と表示されてしまいました。
続いてハブ自体に給電用のマイクロUSBを挿して試してみます。
そうすると電圧(V)自体は大きな差がありませんが、電流(A)が1.28Aまで上がりました。大体6Wぐらいで充電できていますので2A対応の充電器で充電する時よりは少し弱いですが、タブレットも十分充電できそうです。
難点としては、給電用にもう一つUSBポートを使わなくては行けないということでしょうか。ただ、USBの給電からだけでは動かないような機器もこの機能を活用すればしっかりと動くようになるので便利だと思います。
さいごに
USB2.0が1ポート、USB3.0が1ポートといったように、USB2.0と3.0のポートが混在していいて3.0のポートが少なかったりする製品もまだまだ結構あります。
そんな中こちらのハブを利用すればポートも増やせるし、早い転送速度のままで使えるしなかなか使い勝手がいいのではと思います。個人的にはiMacのUSBポートが使いやすなって便利になったので満足していますし、コンパクトで手持ちのUltrabookと一緒に持ち運んでも使えるしね。
また、「BC1.2」という規格は初めて知ったので勉強になりました。上手く使えば色々と便利になりそうな機能ですよね。
興味がある人は商品ページも見てみてくださいな。
てな感じで。