みなさんプレフィックスサービスって知っていますか?
「プレフィックスサービスって何?」って方も多いと思います。
格安スマホを使う上でネックとなってくるのは電話料金です。通話をする方にとっては格安スマホは格安でなく、割高になってしまうケースも見られます。
プレフィックスサービスは無料で使えて、通話代を通常の半額程度の価格にすることができるサービスです。こういったサービスを知っているのと知らないのでは月々の料金に大きな差がでることもあります。私もIP電話が使用できない番号への発信などにこのプレフィックスサービスを活用して、通話代の節約を行っています。
ということで、今回はこの「プレフィックスサービス」について書いていきます。
電話代が半額に!プレフィックスサービスとは
まずは、プレフィックスサービスとはどういうものかを説明していきます。
電話をかける時に相手の電話番号の前に特定の番号をつけてダイヤルすることによって、通常使用している電話回線ではなく安価な電話回線を使用することによって、通話代金を安くできるサービスのことです。
固定電話向けのサービスとして同じような仕組みを使った物もありましたね。
よく比較される「IP電話」との違いに関して書くとこんな感じです。
・インターネット回線を利用
・電話番号はIP電話専用のもの
・緊急通報等3桁の番号への発信不可
・電話回線を利用
・通常の電話番号で発信可能
通話自体が電話回線を使用して行なわれるのか、インターネット回線を使用して行なわれるのかが大きな違いですね。
IP電話と比べるとプレフィックスサービスのほうが通話代金は高いです。
しかし、インターネット回線ではなく電話回線を使用しているのでインターネット回線を使った電話のように遅延があったり、瞬断してしまったりがなく通話環境が安定しているのが特徴です。また、普段使っている電話番号のまま発信ができるので友人や家族との通話の際も誰からの着信かがわかるようになっていますし、掛けることができない番号も存在します。この辺りは用途によって使い分けるのがいいと思います。
通常の通話の基本料金が20円/30秒のところ、プレフィックスサービス使用すれば10円/30秒と半額での通話が可能です。各社とも専用のスマホアプリが用意されており、そのアプリを使用して電話の発信をすることによって、自動的に特定の番号が付与されやすい電話回線での通話が可能になります。
プレフィックスサービス自体の基本使用料は無料です。利用登録の際にクレジットカードを登録し、使用した分の料金だけが請求される仕組みなっています。
これらのサービスは格安スマホだけではなく、docomoや、au・ソフトバンクと言ったいわゆる3大キャリアのスマホでも利用が可能です。
代表的なプレフィックスサービスは?
有名どころでスマホ対応のプレフィックスサービスといえば、「楽天でんわ」・「G-Call」下記の2つになると思います。
サービス内容や料金に関してはほとんど差はありませんので好きな方を使えばOKです。
まとめ
格安スマホは通話を良くする人にとってはかえって割高になる可能性がありますがこういったサービスと組み合わせることによってより安い価格で運用することが可能です。
また、キャリアのスマホでもこれらのサービスを使用して電話代金を節約することが可能です。各社が通話し放題プランを出していますが、通話し放題が必要なほど電話を掛けることがない人はプレフィックスサービスを使用するなどするのもいいとも思います。
そもそも、データ通信がメインであまり通話しないのでネットだけできれば十分という方は、格安スマホを検討してもいいと思いますよ。
格安スマホについてより詳しく知りたい方は格安スマホの口コミ・評判や選び方を見てください。
てな感じで。