PC離れは必然。だってスマホはタダだもん。

2014-10-17

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ちょうど気になる記事がでていました。

“若者のパソコン離れ”が急加速? 利用時間が1年で約3分の2に減少
15~19歳の男女が、PCでインターネットにアクセスする時間は88.2分だった。2013年9月調査では143.9分だったが、1年で約3分の2へと減少した。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141010_670904.htmlより

色んな所で話題になっていたのでいい機会なので、今回はなぜPCが廃れたのか?について考えてみようと思う。

まぁ、そもそも日頃から常に携帯するものと、携帯しないものなので接触時間で比べたら勝てるわけないと思ったりもするんですが、20代~は働いているからまた別だけどね、ま、それは置いておこう。また、ここ1年での大きな変化ということだがこうも急激にスマホ化が進む要素も思いつかない。docomoがiPhoneに進出したから一気にスマホユーザーが増えたのか?なんとなく調査のブレの気もするのですが傾向としては減少していくと個人的には思っています。

なぜPC離れは起きたのか

若者のPC離れが起きるのは当然のことだと思う。その背景には大きく分けて3つの要素がありそうだなと思いました。その3つの要素とは、、、

  • スマホは実質タ
  • IT環境の整備が進む
  • スマホのスペックの工向上

出ないかと思います。ということで詳しく書いていきましょう。

スマホは実質タダ

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まずは、1つ目です。こちらが個人的に思う一番大きな原因になっていると思います。近年の日本の携帯電話の市場はほぼほぼ天井で、3キャリアで激しいお客さんの取り合いをしています。それに伴い、通常6万も7万もするような最新のスマホでさえ、2年縛りはありますが無料で手に入ります。そう、最近発売したばかりのiPhone6MNPとか、下取りを使えばタダでゲットできますからね。

今回の調査では特に10代ではスマホの使用時間がPCを逆転しています。これはスマホは0円なのに、PCは5~10万以上するのでよっぽどの目的がない限りは自らすすんで購入をしないということにほかならないと思います。

携帯電話の通話料がかかるじゃないか!ということをいう人がいそうですが基本的に小学生・中学生の代金支払いについてはアルバイトができないことからほぼ100%親が負担。お小遣いから工面とかの場合も実質親のお金です。高校生・大学生に関してもほとんどの人が携帯電話の代金は親が払っていると思います。

ある調査で、高校生と大学生のアルバイト実態ということでアルバイト率がでていたのでのせておきます。
sgraph2http://mpjob.jp/より

こちらのグラフを見てもらうとわかるのですが、全体でアルバイトをしてるのは40%にも満たないようです。(データは2012年のもの)

つまり、10代の若者に取ってスマホはほぼタダでゲットできるものなのです。自分で自由に使えるお金の中には入らない範疇のものと、自分で興味があるから購入するPCと比べると個人としての所有率が段違いなのでどんどんPC離れが進むと思います。

IT環境の整備が進む

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第2の理由は環境の変化でしょう。多くの人にとってPCを個人で所有する理由がなくなったことが大きいのかなと思います。中学校・高校・大学ではPCルームが整備され、町に出ればネットカフェもある。そういった環境によって、必要な時以外はPCを使わないということにつながっている気がします。

また、近年ではスマホでのデータ通信速度もかなり改善されて特にLTEになってからは、従来PCから速度の早い固定回線を使用していた動画の閲覧などがこういった通信環境の変化がスマホへのシフトをうながし、Wi-Fiの復旧も相まってPCを開かなくてもよい環境が進んでいるような気がします。

スマホの機能の向上

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最後の3つ目ですが、これはスマホでできることがかなり多くなった。これに尽きるでしょう。私は、iPhoneとiPadを使用しているので、Excelや、Word・PowerPointを使う時であったり、長文を書くとき以外はPCを使わずに過ごすことが多いです。10代のPCを使わないといけない時なんて、もはや大学のレポートを書くとき以外全く考えつかないですからね。(ちなみに、レポートもスマホで書く強者も中にはいるそうです。)

また、そういった機能の向上に加えて、アプリなどの成熟などもあり、若い世代のニーズのほとんどがスマホ内に収まるようになっているだと思います。

まとめ

ざっくしまとめると

若い人にとって手に入りやすい高性能なスマホが、PCを使う理由を奪っていっている。

ってことだと思います。

ちなみに上のビジネスマン世代に関してはこういった傾向に傾いて行くことはほぼないと思います。PCないと仕事効率が落ちすぎるしね。ただし、逆に60代~の世代に関しては10代の人達と同じような傾向にどんどん寄っていくと思います。敵は文字の大きさなのでどこまで近づくかはわかりませんが。

そもそもスマホかPCかって話も、ただ単にサイズが違うコンピュータだと思うので使用シーンに合わせて使い分けられていくのが当然だと思いますよ。

ちなみに、今後はメールって概念がなくなってチャットとか、LINEになっていくんじゃないかなぁと。今年一番のジェネレーションギャップを感じた瞬間は、こちらでも書いてますが、新卒の子がFAXの存在を知らなかったってことでした。いまやほとんどメールに役割が奪われているからね。

時代とともに色々なことが変わっていくのはごくごく自然なことなんでしょうね。

あーすごく文字だらけになってしまった。

てな感じで。

☆おまけ☆
タブレットにキーボードを持ち歩くのであればもうノートPC(ウルトラブック)で良くない?と思ったりするのは私だけでしょうか。

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Tatsuya Yabe

常に何かを考えていないとバカになると思う、だから常に何かを考えてる。 日々の生活に常に思考を。ということで書いています。

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