Photo by LINE
LINE株式会社が本日新サービスの発表を行いました。こととしの冬に向けて、決済システムの「LINE Pay」とスマホでのタクシー配車サービスの「LINE TAXI」・フードデリバリーサービス「LINE WOW」を今冬にむけてリリースしていくそうです。
先日のAppleの発表会では「Apple Pay」も発表されたこともあり注目されている決済関連のサービスとUBERに対向するような配車サービス・今多くの企業が参入をしているフードデリバリーのサービスと近年注目度が高い分野に、LINEにという超巨大プラットフォーム+決済サービスを引っさげて参入してくるみたいです。
個人的にも大注目の分野ってことで、今回は決済部分のサービスの「LINE pay」についてちょっとまとめつつ自分なりに考察していきたいと思います。
Apple Payに続いてLINE Payが発表
Photo by http://jp.techcrunch.com/
「LINE Pay」はECサイトでの決済に使用できるようです。おそらく、楽天やamazonがやっているように該当のアカウントでサイトにログインして事前に登録してあるクレジットカードなどを使用して決済をすることが出来るようなサービスになるかと思います。手数料に関しては業界最低水準を考えているらしいです。また、ユーザー間での送金も可能になるようです。ユニークなのは割り勘機能です。まとめて1人が支払うと、残りの人からその支払った人に割り勘の金額が支払われる。これはちょっと使ってみたいかも。
決済に関しては、クレジットカードの事前登録か、銀行コンビニからの入金になるそうですので、若年層での利用も多い「LINE」がより、若年層のEC利用を推進するかもしれません。ということでECをやっている人はしっかりと動きを見守りましょう。
乗っ取り事件が多発する中セキュリティは?
セキュリティに関しては、別のパスワードが必要であったりiPhoneのtouchIDに対応したりなどと万全の体制で望んでくるとのことです。しかし、ユーザー間の送金も可能になるというところも言及されており、この状態のままだと悪用された詐欺事件がまた出てくるのではと思います。そこら辺をどのようにクリアにしてくるのか注目です。
「LINE Pay」展望は明るそう
サービス開始直後はオンライン限定での決済になるようですが、後々の展開としてLINE@の機能を使用してリアル店舗でも同様に「LINE pay」での決済ができるようになる可能性があります。こちらの仕組みがLINEに埋め込まれることによって、キャリア、機種にかかわらず決済が出来るような仕組みが出来上がるかもしれません。こちらのキャリアと機種にとらわれない仕組みというのは「Apple Pay」とくらべてもかなり協力な仕組みになる気がしますので今後の展開が気になるところですね。
こういった、LINEの動きを見ていると、今後リアルな店舗に関してもLINE@は必須の存在になると思います。現在でも多くの店舗が参加していますが、数年も経てば、大きなところも小さなところもやっていて当たり前。になると思います。
もちろん、「LINE Pay」に関しての連携も始まればその影響度はより強固なものになるのかなぁと思います。
LINE@は実際の登録自体は実店舗さえ持って入れば無料でもできますのでまだの方は、早めに登録をしておいたほうがいいと思います。ユーザーへのプッシュ型のツールとしても使えるし、無料版でも十分お店の販促に使えると思います。登録はこちらからできます。
以上
もはや、LINEは無料通話アプリではとどまらない、人々の生活になくてはならない存在にドンドンなっていくんでしょうね。今後の展開も楽しみです。
てな感じで。