本当の意味での完全キーレス生活へ。
我が家では、Makuakeのプロジェクトで「セサミミニ」を購入して以来、自宅の鍵が「スマホ+セサミ」に置き換わりました。
ちょうどスマートロックのQuito(キュリオ)が発売され各メディアに取り上げられていた時期で、いいなと思って買おうと思ったけど、鍵の形状が合わず断念。
賃貸だしなぁ、と諦めていたら少し経って「セサミミニ」が発表。日本の住宅のどんな鍵でもOK。3Dプリンタでアダプタ作ってくれる。(写真参考)これは素晴らしいと即購入。というのがセサミとの出会いです。
そして、ちょうど「セサミ5」が発表される1週間前ぐらいに故障となり買い替えに。
ということで比較も含めてレビューしていきたいと思います。
セサミ5とセサミタッチのレビュー
メールの履歴などから振り返ってみると2018年の8月にプロジェクトが開始、2019年の1月頃に到着となっていました。4年半の時間が経ち、「セサミ」も5までバージョンアップされています。
ハードウェアやOSの更新なども行われてますます便利になってきてます。そして機能は上がってるのに年々安くなるという謎もあります。
という事で今回は簡単にレビューや感想などを書いていきます。
過去のレビューは下記から確認して下さい。
セサミ5とセサミタッチの使い勝手は?
- セサミ5 3,980円
- セサミタッチ 2,980円
- Wi-Fiモジュール 2980円
Wi-Fiモジュールは、OSのアップデートで初代の物が利用不可になったため合わせて購入です。
実際の作りなどは、ほとんど変更ありませんし、公式サイトにも詳しく乗っていますのでさらっと紹介程度とします。
セサミ5+セサミタッチ+Wi-Fiモジュールで出来ることは
今回のセットできることは下記の通り
- スマホアプリでの施錠、開錠
- 指紋、NFCでの開錠
- スマートスピーカーでの開錠
- ゲストキーの発行、インターネット経由での開錠
という感で、新しい要素としては指紋認証とNFCでのタッチ機能追加ぐらいです。
セサミ5とWi-Fiモジュールの新旧比較
まずは、外観からの見ていきましょう。両方ともぱっと見の違いはほとんどありません
セサミ5(左)とセサミミニ(右)
「セサミミニ」と比べると、「セサミ5」は全体的な厚さが少し薄くなり、より多くの鍵に対応できるようになってます。
今回、元々使ってたアダプタを使って取り付けを行う際には、高さをプラスする付属のアタッチメントの利用が必要でした。
Wi-Fiモジュール
セサミ5とWi-Fiモジュールの機能的な違い
外観につづいて、機能面での違いです。簡単に「セサミミニ」と「セサミ5」の違いや、Wi-Fiモジュールの新旧比較をしていき
機能面
一番大きな違いは、「セサミOS2」に基本のOSがアップデートされていているという所です。このらアップデートにより、アプリでの操作のレスポンスが段違いに速くなってます。前は開けるまで接続待ちなど、もさっとしていたのですがかなり改善されました。また、、開け閉めの際の動作音が、前よりも若干ですが音がうるさくなった気がします。
一方で、Wi-Fiモジュールは接続の安定性などは向上したみたいだけど、基本的な機能はほぼ変更なしみたい。
価格面
「セサミミニ」は単体で1万円ぐらいしましたが、「セサミ5」は3,980円(税抜)と半額以下になっています。物価が上昇していく中で機種がアップデートされ性能が上がっているのに何故か、安くなるというよくわからないことになっています。消費者にとっては嬉しいことなんですが。
新発売のセサミタッチついて
セサミタッチとセサミタッチプロの違い
簡単に機能を比較してみると、共通の機能は下記
- 指紋認証による施錠・解錠
- NFCによるタッチ施錠・解錠
続いて相違点は次の2点ぐらい
- プロには番号キーがついていて、番号での施錠・解錠が可能
- プロのほうが電池の持ちが良い
また、プロには番号キーの他に施錠キーも付いていますが、タッチでも鍵が空いた状態で指紋の登録をしてない指等で触ると施錠する機能がありますので、純粋に番号キーを利用するかで決めてOKかと思います。
うちは子供がイタズラしそうなのと番号で開けることなさそうなのでタッチにしました。(プロにするとゲスト用に解錠番号を発行したりできるらしいが、うちには誰も来ないので必要ない)
セサミタッチのレスポンスや指紋認証の精度について
- NFCのタッチ解錠はレスポンスがかなり早く、鍵があくまで1秒ぐらい
- 一方指紋認証は指を置いてから鍵があくまで大体3秒
といった感じ。つまり
続いて、指紋認証だと気になる認証精度です。こちらは、「そこそこ」といったところです。
指紋認証成功時は「ピッ、ピッ」という短い音が2回、失敗すると「ピー」という少し長めの音がします。鍵が空いている状態で、失敗すると施錠になります。
また、指紋での認証には少しコツが有るようで、指を指紋パッドのおいて2秒ぐらい指を動かさないで我慢すればそこそこの精度できちんと開きます。ただ、少しでも指が動くと失敗します。
ちなみに、うちのパートナーはスマホの指紋認証でも同様なのですが、反応しにくいとのことで、なのでもっぱらNFCタッチ。ちなみに、4歳の娘の指紋は小ささすぎるからか登録からうまく行かず利用できず。この辺はちょっとだけ残念。
タッチのイマイチな点
個体差かもしれませんが蓋を外すのが一番の大仕事でした。多分外しにくいことは、公式から外し方の動画が出るぐらいなので認識されていたのでしょう。野外での利用が想定されるので防水性を確保するための作りになっているんだと思いますが大変でした。
まぁ、それはおいて取付用のアタッチメントとかなしで本体を直接貼り付ける形なので、電池を交換する時に両面テープが毎回ダメになる。はすごくいまいちだなぁと思いました。タッチだと電池は1年しか持たないみたいなので。
ただ、これも公式が問題として認識したみたいで、8月ぐらいに購入者全員にアタッチメント?を配布してくれるらしい。こういう細かい対応が早いのがキャンディハウスさんのすごい所(とてもありがたいですが、ちゃんと利益出てるか心配だったりします。なくなると困るからしっかり利益はとって欲しい所なんですが)
まとめ
前は、なかなか手ぶら解錠が安定動作しなかったので、アプリが必須で少し鍵を開けるのが億劫だったんですが、今回は指紋でも行けるし、スマホかざすだけ。本当に手ぶらで外に出れるし、スマホを持たずに外に出て締め出されることもない。
Wi-Fiモジュールは、特に何かやりたいことがあって買ったわけではないけどあると新しい利用方法とか出た場合なども含めて念のためお布施的に購入。
ちなみに、セサミ5が3,980円、セサミタッチが2,980円、Wi-Fiモジュールが2980円(全て税抜)で合わせても1万前後。
この仕組みが1万円で導入できるのはとてもすごい。
他に同時に発表された、商品としては「オープンセンサー」がありました。ドアが閉まるとすぐにセサミが反応して施錠してくれると言うアイテムです。こちらは、ドアがしまってから〇〇秒後に鍵が閉まるの機能が実装されそうなら是非買いたいなぁ。(送料もメール便で安く変えると嬉しい)
導入することで、自分の生活の質が大きく改善したガジェットの1つなので、本当にオススメです。(自分の周りにも前から結構布教活動してます。)
鍵を気にしないでよい生活はとても快適ですし、一度体験したらもう戻れませんよ。
てな感じで。
セサミ公式サイト:https://jp.candyhouse.co/