レザークラフトでバネホックをつけたり、カシメをつけたりする際に使う革を開けるための道具の「ポンチ」ですが実はいくつか種類があります。
今まではハンマーで叩いて穴を開けるいわゆる普通の「穴あけポンチ」を利用していたのですが、先日「ユザワヤ」に行った際に「ロータリーポンチ」がたまたま安く売っていたため買ってしまいました。
ということで今回はレザークラフトで使う「ポンチ」についてまとめてみます。
レザークラフトで使うポンチはどれが良いの?
結論から先に行ってしまうと、「それぞれ特徴があるので自分のスタイルに合ったものを使ってください」って感じです。
自分はバネホックの位置を決める際にずれることが多かったので、合わせた状態でまとめて穴を開けやすい「ロータリーポンチ」が欲しかったため購入した感じです。
今回は3つのタイプのポンチを紹介します。購入前に調べていた所大きく分けるとこの3タイプになるようなので早速見てみます。
穴あけポンチ
いわゆる普通の「穴あけポンチ」です。
「ポンチ」本体を革に当てて、ハンマーで叩くことによって穴を開けるものです。穴の大きさごとにポンチが必要です。
また、値段も100円〜300円ぐらいといったところですかね。(ピンきりですが)
穴あけポンチの特徴
・比較的厚い革でも簡単に穴を開けやすい
・ハンマーで叩くので騒音が大きい
騒音が気にならない環境なら一番手軽に使えると思います。
ロータリーポンチ
今回自分が買ったタイプです。
先端に穴を開けるためのポンチが付いていて、取っ手を閉じることで革に穴を開けることができます。
先端の金具を回転させることによって大きさの違う穴を開けることができますのでこれ1つあれば6本分のポンチの役割を果たします。
ロータリーポンチの特徴
・騒音なしで穴が開けられる
・ただし、挟むタイプなので構造上穴が開けられない部分がある
大きな特徴としては騒音がほぼゼロで穴が開けられるという点です。マンションや深夜・早朝の利用でも問題無いでしょう。
個人的にはこのように重ねた状態でほぼずれることなく穴が開けられるのでバネホックの位置がずれにくくなるのではと思っています。
ただし、挟むタイプなので「革の中央に穴を開けたい!」などといった使い方には対応していないので上のポンチと併用が必要です。
スクリューポンチ
本体にを押しこむことで先端が回転して革に穴を開けることができるようになっているポンチです。
先端を付け替えることによって穴の大きさを変えることができるようになっています。
こちらも騒音なしで革に穴を開けることができるのが特徴です。
ロータリーポンチで開けられない革の中央部なども問題なく穴を開けることができます。ただ、値段は若干こちらのほうが高いです。
また、押しこむ際に多少力が必要になる点と、まっすぐに力を加えないと穴が曲がる可能性があるようです。(薄めの革なら問題なさそうですが)
まとめ
それぞれ特徴があるので自分が作るものや制作環境に合わせて良さそうなものをチョイスするのが良さそうです。
革に穴を開ける作業自体はボタン等をける際に必ず必要になってきますので道具選びも重要な要素なのかなと思います。
騒音を気にしなくても良い環境が整っているなら従来の「穴あけポンチ」が良いと思いますが、マンション住まいで音かでるのはちょっとという方は残りの2つを検討してみてはいかがでしょうか?
てな感じで