今回は【楽天モバイル】について書いてみます。
個人的な予想ですが、【楽天モバイル】がこれから格安スマホ業界内でのシェアを拡大していき、業界内でかなり高いシェアをとるのではないかと思っています。
そう個人的に思った理由大きく分けて3つあるのでそれについて書いてみます。
今までMVNOが開拓が難しかった「リテラシー低め」の人へのリーチが強い。
これは楽天自体のユーザー層が関係していて、楽天ユーザーの多くはITリテラシーが比較的低い人が多いです。(楽天の商品ページの作り方とかを見ているとよくわかりますよね。)
MVNOの格安スマホや格安SIMは少しずつ知名度が上がってきてはいますが、まだまだリテラシーがある程度高い人向けのものだと思います。
楽天モバイルは今まで他のMVNO事業者が上手くリーチ出来無かった層へのアピールが強力にできます。自身の会員相手にプロモーションもできますし、「楽天」という言葉は知っていて安心感があるという人も多いと思います。
楽天モバイルでは端末セットの販売が充実
楽天自体も自身の会員のリテラシーが高くないのがわかっているようで独自の端末を用意したり回線と端末のセット販売を強化しています。
実際に利用できる端末と一緒に回線を売ることによって、初期の導入のハードルを低くしています。
他社のMVNOでもこういった端末のセット販売はやっていますが、そういった回線+端末セットを求めるような層へのリーチ力が他のMVNOとは大きな差があると思います。
かけ放題プランは破壊的だと思う。
最後3つ目は最近追加された「5分かけ放題」オプションです。
5分以内の国内通話なら何度掛けても月額850円です。
これはキャリアのプランで言うと「かけ放題ライト」的なプランです。こちらは各社月額1,700円ですね。
同条件で軽く比較をしてみるとこんな感じ。
音声5GBプラン 2,150円 + 5分かけ放題 850円 = 3,000円
かけ放題ライト 1,700円 + データ5GB 5,000円 + ネット利用 300円 = 7,000円
同じデータ通信容量であれば金額は半額以下です。
もちろんキャリアはサポート面が充実していますし、回線の安定度も高いですがそれゆえ値段も高いです。
またこの「5分かけ放題」プランは「楽天でんわ」という楽天のグループ会社のプレフィックスサービスを利用することで利用できます。グループ会社の商品ということもあり、多少赤字になろうがシェア取りに来たという印象です。ちなみに通常の楽天でんわは1分辺20円の通話料金なので月間43分以上通話するのであればお得です。
他社のMVNO事業者では自前のプレフィックスサービスを持っている所はほぼ皆無なので他社がこのプランに対抗することは現実的にはかなり厳しいと思います。IP電話でのかけ放題をNifMoがやっていますが通話の品質は電話回線を利用したプレフィックスサービスには遠く及ばないです。
まとめ
上に上げた3つの点から考えると、おそらく【楽天モバイル】はシェアを順調に拡大すると思います。
おそらくTOP3には入ってくると思います。
別でやっている格安スマホの勉強のためのサイト経由での申込も最近は「楽天モバイル」が一番多いですしね。
楽天を毛嫌いしている人も「楽天モバイル」は「かけ放題」オプションが選べるようになり、格安スマホではオススメできる部類になっているので一度検討してみてもいいのではないでしょうか?特に音声通話をある程度する人には破格の条件だと思います。
ま、細かいプラン等は公式サイトを見てください。
てな感じで
▼公式サイト
・【楽天モバイル】