ちょうど1年ぐらい前にあまりにも趣味がないので革小物でも作るかということで、レザークラフト用に色々と道具を揃えたりして始めた革小物作りですが、初めて結構早い段階で作りたいものも1巡してしまい気が向いたらなんか作るぐらいになってしまってました。
そんななか最近中古のスマホを格安で手に入れたこともありスマホのケースを作ってみました。
まぁ作ってみたら作ってみたらで、自分で使う用途としては十分すぎるできになりましたので今回はちょっと紹介しておきます。
【革小物の作り方】スマホの手帳型ケースを作ってみましたよ
さあ、作り方と書いてみたはいいけど大したことをやったわけではありません。作り方はまぁ簡単です。書いてみるとこんな感じ。
- スマホのケースを用意する。
- ケースの大きさ+5mmぐらい×2 + マチ のサイズに革を切る
- カードホルダーを作る、縫う(欲しければ作る)
- 接着剤でケースを貼りつけ、カメラの穴とか開ける
- 留め具をつける(欲しければ作る)
て感じです。同じぐらいのサイズの手帳型のスマホケースを持っているならそのままそれを型紙代わりに使うと楽ちん。
完成品はこんな感じになります。お手本として市販のスマホケースを見て作りました。
1.スマホのケースを入手
ま、コレに関しては100均のケースでも何でもいいです。接着剤でくっつけばOKです。
自分が買ったのはかなり前のスマホだったのでこちらを購入。
買った時に、送料無料で180円と破格でした。こういう古いものは楽天のほうがamazonよりも安かったりするんですよね。
2.ケースの大きさ+5mmぐらい×2 + マチ のサイズに革を切る
ちなみに今回手に入れた格安の中古スマホはiPhone5とほぼ同じサイズだったので、手持ちのケースの形をそのまま革にトレースしただけです。
カードの厚みの分だけ余裕を持って作ってあげるといいです。大きめなら後々でも調整ができるので気持ち大きめに作るといいかもね。
▼2015/12/21追記
ちなみにiPhone6用の型紙を作ってみました。ダウンロードはこちらからしてください。
上の画像のような物がダウンロードできます。作るのが面倒なのでカードポケットは簡易版です。
ソフトで実際の大きさを指定していますので100%で印刷すればきちんとできるはずです。(上手く行かなくても保証しませんので悪しからず。)
3.カードホルダーを作る、縫う(欲しければ作る)
続いてカードホルダーです。自作ならではですが、好きな枚数のカードを入れられるようにできます。
カードホルダーは少し工夫が必要ですが、1枚だけ収納可能なタイプを作るのなら簡単だしオススメ。
もし2枚以上収納するならこんな感じで、厚さをおさえながら作ると良いみたいです。
青と赤の下の部分を縫ってカードが下に落ちないようにするようです。自分はちょっとサイズ感に失敗しましたが、自分しか使わないのでそのままスルーしています。
あとは菱目打ちで穴をあけて縫います。
4.接着剤でケースを貼りつけ、カメラの穴とか開ける
菱目打ちをするときに使う接着剤でがっちりケースと革を固定しました。補助として強力な両面テープも併用しています。
レザークラフトでは定番のGクリヤーを使っています。
見た目を気にする方はケースを貼り付ける前にカメラの穴の位置等を革に印を付けて切り取り、それからケースを接着するのがいいと思います。
自分の場合はこだわりが無かったので、ケースを貼りつけてから穴を開けました。多少ケースごと削ったりしてしまいましたが気にしてません。
5.留め具をつける(欲しければ作る)
手帳型タイプのケースで留め具ですが、これはあってもいいしなくてもいいと思います。個人的にはあったほうがデザイン的なアクセントもつくので余っていた他の色の革を利用して作っています。
こちらは、バネホックで止める形にしてみました。
ここまでやれば市販されているような革の手帳型スマホケースが出来上がりです。
ちなみに、Xperia Z ultlaさんようもこしらえました。Xperia Z ultlaの簡単レビューはこちら。
こっちはカードが4枚入るような形作ってみました。
ちなみに、ケースを半分だけ貼り付けるとスタンドとして使えるようにもできたりします。色々と自分の好きなようにやってみてください。
最後に
途中の工程とかは写真に取っていなかったのですが、多少革小物作りをしている人はこれだけの情報があれば作れると思います。多分。
iPhone以外の機種はほとんどケースが無かったりするわけですが、なければ自分で作ってしまえばよい。といういい例ですね。
また市販されているケースは合成革製だったり、合成繊維製だったりして3ヶ月もすればボロボロになるのが多いのでさくっと自作してしまうことをオススメしますよ。
理由は単純でスマホって手にする機会が財布とか名刺入れと比べても段違いで傷みやすいんですよ。だからこういうものこそ長く使える革製品にするのがスマートだと思いますよ。
てな感じで。
★おまけ★
【革小物】キーホルダーをつくってみたよで作成したキーホルダーですが、1年間使ってみたらこんな感じになりました。
東急ハンズで安くなっていた栃木レザーを使ったものです。
鍵を入れて使っているのでほとんど毎日利用しているわけですが、よく擦れる部分が光沢を増してきてちょっとだけ色が濃くなった感じですかね。
革製品は丈夫なのもいいですが、こういった革の変化も面白いですよね。
革の手帳型スマホケースの作り方【レザークラフトで自分で作る方法】
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